教育・進路について
入学から卒業まで

入学から卒業まで

※平成29年度入学者より、通信工学コースが始動しました。 平成28年度以前の入学者は通信工学クラスの流れに従うことになりますので,ご注意ください。

入学から卒業までの流れ

入学後1年間は、共通教育系科目と専門基礎教育科目を履修します。共通教育系科目は、語学や人文社会系科目、体育などのスポーツ系の科目からなります。専門基礎教育科目は、今後の専門の基礎となる数学、物理、化学、実験科目からなります。これらは全て、豊中キャンパスで行われます。1年生の終わり頃には、学科目分属の希望調査が行われ、電気電子工学科目か情報通信工学科目のどちらに進むかを選択します。通信工学コースに進みたい場合は、情報通信工学科目を選択します。


分属後は、豊中キャンパスから吹田キャンパスに移り、共通教育系科目の一部(語学)と専門教育科目を履修します。専門教育科目は、実験やプログラミング等の必修科目と、数学、電磁気学、電子回路、情報理論、プログラミングなどの選択科目があり、学生は自分の興味や今後の進路に応じて様々な講義を選択することができます。2年生の8月頃にはコース分けの希望調査が行われ、通信工学コースか情報システム工学コースのどちらに進むかを選択します。2年生までの成績が特に優秀な学生に対しては、通常4年生になってから行われる研究室配属が3年生から認められます。


3年生は、引き続き専門教育科目を履修します。3年生の専門教育科目は専門実験等の必修科目と選択科目からなります。3年生の選択科目は2年生までに履修した内容をベースにした、より専門性の強い科目となり、情報通信分野の最先端技術の基礎理論や応用技術を幅広く習得することができます。3年生前期までの成績が出る9月の時点で、成績が特に優秀な学生に対しては、3年生後期からの研究室配属が認められます。卒業後に就職を希望する学生は、年明け頃から就職活動が始まります。


4年生になると、4月に研究室配属が行われます。これまでの既存の知識を吸収する勉強とはがらりと変わり、これまでにないものを作り出してゆく研究の醍醐味を存分に味わうことができます。4年生の前半は、大学院への進学を希望する学生は、大学院入試のための勉強も並行して行うことになります。また、就職を希望する学生は、並行して就職活動を行います。各研究室では、研究の基礎となる知識をさらに身につけるために、輪講等の勉強会が行われます。後半になると、本格的に研究活動が始まります。卒業要件となる単位を全て取得し、2月の学士学位論文発表試問会での審査に合格すれば、晴れて卒業となります。